東京オリンピック事前チェック この選手のあのプレー!

オリンピック テニスとゴルフの歴史

テニス

テニスは、1896年にギリシャのアテネで開催された第1回のオリンピックから陸上やレスリングなどと共に正式種目に入っており、当時は唯一の球技でした。

しかし1920年代に入るとテニス界ではプロとアマの2極化が進むようになります。これが理由となり国際オリンピック委員会は1928年のアムステルダム大会にてテニスは種目から除外され、その状況はしばらく続く事になります。

1980年になると当時のIOC会長であるサマランチ氏がプロも参加できる事を表明します。それにより1984年のロサンゼルス大会では、公開競技としてシングルスの試合が行われました。

そして1988年のソウル大会からはテニスが正式種目となり、プロも参加できるようになっています。

一方、オリンピックで初めてゴルフ競技が行われたのが1900年のパリ大会です。
また1904年のセントルイス大会では、女子のゴルフは廃止されており、男子の個人と団体戦のみが行われました。ただそれ以降は競技時間が長すぎるなどの意見があり、ゴルフは廃止されてしまいます。

2003年になって国際ゴルフ連盟がオリンピック特別委員会を立ち上げた事により、ゴルフのオリンピック参加への気運が高まり、2016年のリオデジャネイロ大会から復活する事になりました。